「崩壊」成果主義 失敗紹介(富士通もあります)

成果主義 富士通 失敗
経営者が価値を出せないので、何らかの理由を付けて安く給与を抑える。
それが成果主義である。
成果主義は地位の高い社員から実施すべきなのに、日本の場合地位の低い社員から実施した。そこで地位の高い人間が保身に走り組織自体が崩壊した。

by 新庄

今回は、成果主義について採り上げていきます。

当然成果主義は日本において名前だけの形となり失敗しました。
私は冒頭で書いた通り、価値は出せないけど見た目上の利益を出すために若手の人件費を下げ、老害がひたすら逃げ切りを図るというクソスパイラルを正当化したものを
「日本における成果主義」と結論付けています。

私のいつもの記事の流れであれば

・この成果主義の仕組みを利用して人生をイージー化してください

と言うんだろうな~と思ったかもしれませんが、あえて私はこの記事で

・成果主義の失敗例とその分析

の本を紹介していこうと思います。恐らく皆さんの会社は富士通のような失敗はせずに真の成果主義をします!と高々に叫んで失敗する最中なはずなので、成果主義失敗を深く読み取って、会社に毒づいて下さいね(^^♪

  成果主義失敗例(富士通)

成果主義に対して先陣を切り、大々的に謳って失敗第一号となった、あまりにも有名な

「富士通」さんがあります。

昔はIBMのライバル関係で切磋琢磨していましたが、(IBMも苦戦していますが)昨今では45歳で間接部門から異動するか退職をするかを迫る早期退職で有名な存在ですね。
私の友人にも富士通勤務はたくさんいますし、早期退職になった知り合いもいます。

あまり富士通富士通言うなよ!と怒られそうなので、社名フル記載はここまでにします。

  ①富〇通の成果主義失敗について

いつから富〇通は成果主義を採用したのか、ってことはあまり知られていないと思いますので、歴史を記載しておきます。

 

・富〇通の成果主義導入は1993年

バブルが崩壊して、1992年にこの会社が赤字を出した翌年です。

 

・成果主義はどこから来たのか

アメリカです。日本社会のあらゆる制度はアメリカの10~20年遅れで導入されていますが、成果主義も同じ流れです。アメリカでは日本の製造業に押されまくり、この状況を打開するため、成果に対して報酬を定める制度を進めていきました。

実際は成果主義というより、職務に対して契約時に報酬を決める形として進められたため、日本の感覚でいう成果主義ではなかったのですが、日本では雇用し続ける前提であったため

仕事の成果に対する報酬

となったわけです。これを会社として正式規則にするという一連の行為が日本の成果主義としてやりたいことでした。いつもの日本らしく、アメリカから上っ面の仕組みをパクり、それを日本が変な解釈をしてガラパゴス状態にしていました。

富〇通はいつ成果主義の失敗を認めたのか

特に何年という区切りはありません。端から失敗していたからです。今でも成果主義は形としては継続しています。形骸化しただけで。。

 

  ②成果主義の実態とは?

様々な切り口や事例など存在していますが、凝縮していえば、私が冒頭に書いた通り

「成果主義とは」

価値は出せないけど見た目上の利益を出すために若手の人件費を下げ、老害がひたすら逃げ切りを図るというクソスパイラルを正当化したもの

と結論付けてOKです。

 

・成果の定義ができない
→でも四半期単位で数値成果が求められる
→じゃあ定量評価ができる利益を目標にしよう
→今までのやり方だと売上が上がらない
→そんな短期間で新しいビジネスは出ない
→だから費用を下げよう
→事業は簡単に切れない、設備も簡単に止められない
→じゃあ人件費を下げよう
→でも評価側の自分がとばっちり喰らいたくない
→じゃあ下の世代の人件費を下げよう
→利益が出て「自分の」評価が上がった、良かった~

 

いちいち矢印でプロセスを書くのも嫌ですが、こんな感じです。

 

アメリカでは採算性の無い事業は人件費をちまちま下げるのではなく部署ごと廃止してリストラするので、良くも悪くも事業の代謝が進んでいますが、日本の場合はずるずるとビジネスの引き際タイミングを逃しているため、結局給料を下げることしかできませんでした。

  ご紹介する本

自己啓発本として成果主義関連の本を読み漁っていると、成果主義のお題を踏み台にして、社員の会社環境崩壊のエピソードや、この制度により一部ほくそ笑むことに成功した組織のエピソードが楽しく紹介されています。

 

・成果主義はそもそも正しくないのか
・成果主義は正しいけど導入タイミングを間違えただけなのか
・成果主義の名のもと、一部のクソが制度を私物化したのか
・成果主義に目を向けさせ、他の重大懸念事項を煙に巻いているのか

 

ここら辺についてやけに熱く語っている本があるので、今回は即ビジネススキル向上に繋がるという流れではなく、純粋な読み物としてのストレス解消本といった位置付けで紹介したいと思います。

 

成果主義失敗に飲み込まれて落ちぶれたけど再起できた人、落ちぶれただけの人、客観的に状況を見ている人、うまく立ち回った人など、それを読んでニヤニヤして日々のストレスを発散して欲しいと思います。

  実際の本

先ほどストレス解消本とは言いましたが、現在皆さんの会社で(おそらく失敗するであろう)成果主義について生の声が多く書いてある本を読むことにより、反面教師として成果主義を改めて見直していただけたら嬉しいです。

 

  最後に

これらの本を読むと、成果ってなんぞや?というかなり深い思考が培われます。
会社や職階により「成果」が異なるがゆえ、組織全体としての解が一つに定まらないからです。

 

普段会社で仕事をしていて「本当の成果とは??」などと考えないはずです。
今回は雑学っぽい記事にしましたが、せっかく自己啓発ブログを作成したので、たまにはこんなお題も良いかな、と思って書きました。それではまた~