予想通りに不合理 行動経済学 なぜ人は金を盗まないのに傘を盗むのか

自己啓発 ブログ ビジネス 行動経済学 予想通りに不合理
本の名前:
予想どおりに不合理
著者:
ダン・アリエリー 様

ご紹介していきます by 新庄

【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。

今回は、行動経済学研究の第一人者であり、イグ・ノーベル賞を受賞しているダン・アリエリー様の

 

予想どおりに不合理
行動経済学が明かす
「あなたがそれを選ぶわけ」

 

を紹介していきたいと思います。

 

 

このページに辿った大半の方は

 

「なんで金は盗まないのに、傘などを失敬するのか」

「化粧品などどれも同じなのに、高いクソ商品に飛びつくのか」

「半額でセールされていると、買う気がないのに買ってしまうのか」

 

という不合理さを常に見ているはずです。この疑問について、スーパーエリートが研究しました。この本では、

 

『人は物事の価値を判断できる能力なんてもともと備わっていない』

 

ことを理解し、応用できるようになります。

 

 

  • ・ 不合理だらけの世の中に疑問がある
  • ・ バカな衝動買いをやめたい
  • ・ そのうえでどうしたらよいか

 

 

と悩んでいる方は、絶対に活用すべき本であることは間違いなしです。内容を掻い摘んで解説していきます。では、いきましょう!

 

なぜ人は金を盗まないのに
傘を盗むのか
予想どおりに不合理
概要

私は過去の記事にも『よくよく考えると世の中おかしいのでは?』といった問題について疑問を提唱した、有益な情報が得られる記事をあげてきました。

 

どれもベストセラー級の本を扱っています。

 

一通り流し読みいただくだけで何万円もする情報がタダで得られますのでかなりお得だと思います。これらの記事を吟味して、私のような【中規模成功者】を効率よく目指しましょう。

いきなり結論から言ってしまうと

 

『人は必ずしも合理的ではなくて感情で物事を判断してしまうよね』

 

ということです。

 

彼はこれに着目した学問である「行動経済学」を生みだしています。

行動経済学という単語は初めて聞いたと思いますが、人間の心理や行動をしっかりと捉えたうえで、建設的な対処法を解説しています。この記事を最後まで見ていただくと、結論について納得いただけると思います。

 

なぜ人は金を盗まないのに
傘を盗むのか
予想どおりに不合理
ポイント3つ

この本は単に読み物としても面白いんですが、行動経済学の入門書としても価値があって今後の人生に影響をもたらすばかりではなく、ビジネスにも活用できるという素晴らしい本です。

 

行動経済学はその名の通り、心理学と経済学の両方の側面を持っています。経済学が合理性に基づく学問なのに対し、人間は感情で判断するという心理学の要素が加わることによって、

 

『人間は不合理な行動を自然にとってしまう生き物』

 

になってしまうんです。

例えば、皆さんもこんな経験をしていると思います。

 

『現金は盗まないけど雨の日に自分のものではないビニール傘を持ち逃げした』

『ついつい無料という言葉に釣られている商品やサービスを試してしまった』

『今なら半額という言葉に目を惹かれてチャンスと思って買ってしまった』

 

すごい下らないと思われるはずですが、実際に下らない行動を連発しています。これらはすべて人間はそのように行動してしまうということが研究で証明されているんです。この人間の行動を体系化したものが行動経済学です。

 

ちょっと難しい本なので、私が先に本を読んで、内容をまとめておきました。

 

この本を読むことで、しょうもない不合理に惑わされて消耗する人生からオサラバできればと思っています!

この本で語られてる重要なことを3つにまとめてみました。

 

 

  • ・人間は比較する生き物
  • ・社会規範のコスト
  • ・先延ばしの問題と自制心

 

実際手に取って読んでみると分かると思いますが、「成功者は、世の中の不合理を巧く利用しているな」と思う部分がたくさんあると思います。

 

①予想どおりに不合理 -人間は比較する生き物

自己啓発 ブログ ビジネス 行動経済学 予想通りに不合理

本書によると【人間は物事を絶対的な基準で決めることはまずない】と断言されています。

人は物事の価値を判断できる能力なんて実はもともと備わっていないものであり、他の物との相対的な優劣に着目してそこから価値を判断していきます。

 

すっごい簡単にいうと

 

 

  •  人は何でも比べたがる

 

 

ということです。

 

もうこの流れには逆らえませんので割り切って下さい。毎日のようにこんな比較をして、下らないマウント取りを連発しているはずです。

 

 

  • ・ 自分の方が人より優れてる
  • ・ 自分の方が正しい
  • ・ この商品は他の商品よりも安い

 

 

そんな目に見える単純なものでしか自分や人ものを評価できないんです。比べにくいと判断したものはガン無視します。

 

目に見えてわかりやすいのが年収ですよね。数値として現れると比較しやすいので、年収で比較して人そのものを判断する傾向があります。特に男性は競争意識が高いので収入を人と比べる習性があります。

日本人の平均年収は500万円弱なので、年収800万円で自慢げに語る人もいれば、年収1000万円に達したとしても上を見上げて2000万円3000万円と貪欲に追い求める人もいます。結局いくら稼いでも比較対象も上がって生活水準も上がっていき、欲を言い出したらきりがない状態になります。実際に年収900万を超えると幸福度は上がらないという統計もあります。

一方、女性は現実的なので婚活女性は年収600万円以上の男性が絶対条件としての話などよく聞きますよね。これも男性を商品のように年収で比較して判断してるようです。これを聞いた男性が怒ったかもしれませんが、逆に男性だって女性の年齢見て値踏みしているはずなんですよ。

 

今のは年収だけの例ですが、人は何事も他人と比較して自分より優れてる人を妬んだり批判したり否定したりします。

中にはこういう人は尊敬できると「追いつけ追い越せ」という意味での比較対象としてモチベーションを維持する人もいますが、大半は嫉妬や妬みの対象になってしまいます。人間心理として自分本位会社と比較してしまう習性があるんですね。

 

 

②予想どおりに不合理 -社会規範のコスト

本書では、

 

『社会規範が優勢な世界市場規範が規則を作る世界に同時に生きている』


と言ってます。はい、難しくてわかんないですね。なので少し柔らかくします。

 

社会規範は私たちの社交性に深く関わっていて、即座にお返しをする必要はないということです。

例えば、友達からの頼まれ事がこれに当てはまります。市場規範に支配された世界は全く違って、支払った分に見合うものが手に入るということです。等価交換といえば分かりやすいですね。そして

 

 

  •  社会規範と市場規範の二つが
  •  衝突するとたちまち問題が起こる

 

 

ということです。

今までの解説でも頭の中が「???」だと思いますので、例を挙げてしまいます。

 

この本では、事例としてイスラエルの託児所での興味深い実験があります。

子どもの迎えに遅れてくる親に対して罰金を科すのは有効なのかどうかという調査をした結果、罰金はうまく機能しないどころか長期的に見ると悪影響が出るという結論が出ました。

 

罰金が導入される前は先生と親は社会的なとりきめのもと、社会規範を当てはめてました。そのため親たちは、時々遅れると後ろめたい気持ちになって罪悪感から「今度は時間通りに迎えに来よう」という気になったんですね。

しかし罰金を科したことによって社会規範を市場規範に切り替えてしまいました。遅刻した分をお金で支払うということになると、状況を市場規範と捉えるようになって

 

 

  • ・ 罰金が科せられるんだって
  • ・ 遅刻したら罰金払えばいいじゃん
  • ・ 遅刻するもしないも決めるは自分

 

 

みたいな感じで割り切られてしまいました。そして、ちょくちょく遅れるようになったんだそうです。この結果から託児所は元に戻したんですが、親は社会規範に戻らなかったんだそうです。これは罰金もなくなったので

 

『かえって遅刻を連発するだけ』

 

という結果だけが残りました。

つまり社会規範が市場規範と衝突すると社会規範が消滅してしまって、人間関係も修復できないという状況になってしまいます。

 

 

③予想どおりに不合理 -先延ばしの問題と自制心

自己啓発 ブログ ビジネス 行動経済学 予想通りに不合理

私たちは常に先延ばしと戦っています。恐らく、死ぬまでずっと戦い続けます。

ありきたりな戦いの例ですが

 

 

  • ・ なぜ給料の一部を貯金できない?
  • ・ なぜ買い物を我慢できない?

 

 

と嘆く人は非常に多いと思います。

 

定年後のために貯蓄しすると誓いますが、その金を旅行に使ってしまう。ダイエットしようと心に誓いますが、デザートの誘惑に負けてしまう。

私たちは先延ばしとの戦いに、いとも簡単に負けてしまうんです。

本書ではこの人類共通の弱点を解決する方法を示せるかもしれないということで、ある実験の様子が書かれています。

 


実験対象は学生たちで3つのクラスに対して、学期内に三つのレポートを出すように指示しました。そして提出時期をクラスごとに決めます。

 

クラス1)初日に自分で提出時期を決める
(遅れるとペナルティ)
クラス2)最後の講義までが提出期限と設定
クラス3)第4週第8週第12週の3パターンに分けて提出

 

どのクラスが成績が良かったんでしょうか?

 

『クラス2が最も成績が悪かった』

 

という結果です。そしてクラス3が最も成績がよかったんです。

 

この結果から何がわかるかというと、第一に学生は確かに先延ばししてしまうという行動がみられました。そして自由を厳しく現するのが先延ばしに一番有効であることが分かったんです。そして同じように自分で決意表明して提出期限を決めたクラス1の学生たちも成績が良かったんだそうです。このことから分かるのは

 

「物事の先延ばしを解消する方法」

「自制心の押さえ方」

 

として

 

 

  •  競争力が働く環境に身を置き
  •  決意表明をさせる

 

 

方法が非常に有効だということです。実際にこれは仕事でも使われてますね、営業に多いでしょうか。仕事以外でも、なんでも言える事です。

もし皆さんがダイエットや貯金、ビジネスなどの目標達成したいことがあってどうしても結果を出したいのであれば、一緒に強制的に管理された方が早いかもしれません。

 

『ダイエットで言えばライザップ』

『ビジネスで言えば師匠に弟子入り』

『貯金で言えば定期預金を組んで通帳を使えなくする』

 

かなりきつい部分もあるんですが効果が抜群なんです。行動心理学のお墨付きですからね。

 

 

なぜ人は金を盗まないのに
傘を盗むのか
予想どおりに不合理
実際の本

著者本人としては、かなり難しいことを主張したいはずですが

 

『分かりやすい表現を多用』

『豊富な検証の紹介』

 

を入れて、読者に寄り添った本に仕上げているので「行動心理学?面白そう!」というお考えの方にとっても、ぜひとも読んでおくべき本だと思います。

 

予想どおりに不合理
行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

最後に

ぶっちゃけ、私が身を置いているIT業界も不合理だらけです。

 

『老害をいなして、億単位のゴミシステムを作る』

という茶番に付き合って、一般人の何倍もの金をコンサル料としていただく。下らない業界です。