
好きなことしか本気になれない。
~人生100年時代の
サバイバル仕事術~
南 章行 様
ご紹介していきます by 新庄
【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。
今回は、“得意を売り買い”テレビCMでおなじみ「ココナラ」創業者、南章行様の
「好きなことしか本気になれない」
を紹介していきたいと思います。

今の日本は
「時間を切り売りして生きていくのはオワコンじゃね?」
「人生100年時代となった今、定年後もこんな社畜を続けていくべき?」
という疑問で覆いつくされています。しかし、もうこんなことで悩む必要は、まったくありません。この本では、
『得意を売って成功する考え』
が、理解できるようになります。
- ・ 長い人生で何を仕事にすべきか
- ・ 自分の力をどう伸ばすべきか
- ・ 働くうえでの不安をどう克服すべきか
と悩んでいる方は、絶対に活用すべき本であることは間違いなしです。内容を掻い摘んで
解説していきます。では、いきましょう!
ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
好きなことしか本気になれない 概要

私は過去の記事にも『今後の世の中を見据えて、どう働くべきか』に関係する、有益な情報が得られる記事をあげてきました。
どれもベストセラー級の本を扱っています。
一通り流し読みいただくだけで何万円もする情報がタダで得られますのでかなりお得だと思います。これらの記事を吟味して私のような【中規模成功者】を効率よく目指しましょう。
いきなり結論から言ってしまうと
『正解のない世界を生き延びる方法を考えよう』
ということです。
正解がない?正解を探すのではないの?と思われたかもしれませんが、まずは
「世の中は正解が無いことを前提」
にして働いてください。その前提のうえで、何をどうすればよいかを解説していきます。この記事を最後まで見ていただくと、結論について納得いただけると思います。
この本の構成は以下です。
はじめに
*現代は「正解のない世界」である
*キャリアじゃない。自分のストーリーを生きる【第1章 人生100年時代、確実に変化すること】
1 人生100年時代、確実に変化すること
*未来予測はいらない
*少子高齢化は40年前から始まっていた
*「あと50年、今の仕事を続けたいのか?」
*80歳まで働ける「スキル」とはなんだろう?2 80歳まで働ける「個人の力」とは?
*「これだけは身につけておきたいスキル」は無い
*「経験を活かす」という発想を捨てる
*「過去を正当化」するためのキャリアは意味無い
*「自分の価値観」を確かめる
*「キャリアの長期プラン」をつくってはいけない
*「一貫性の罠」にはまらない3 セルフリーダーシップを持つ
*自分で目標を設定するという「権利」
*「社会システムの部品になる」から
「自分というシステムづくり」へ
*「心が満たされる好きなこと」でしか稼げない
*結論は出た。では、どうすればいいのだろう?
コラム1 理想主義者のための実用的な
TIPS:知的財産をつくる「1人読書合宿」【第2章 成長は意思決定の数に比例する】
1 ストレングスファインダーは存在しない
*「自分探し」は若さの浪費
*「自分らしさ=人と違うこと」ではない
*キャリアプランは内外から変化する
*なんとなくでもいいから心と向き合う2 意思決定は価値観で行なう
*最高の人と出会うのではなく、
出会った人を最高の人にする
*論理は感情に勝てない3 意思決定の数を増やしてスキルを上げる
*目の前のことを本気でやる
*本気でやるとキャリアがはじまる
*数字になる仕事だけが仕事ではない
*意思決定をすれば、経験が増えていく【第3章 セルフリーダーシップで動き続ける
スキルを獲得し自分の価値観を見つける働き方】
1 「会社のゴール=自分のゴール」なのか考える
*Knowing, Doing, Beingのどこにいるか?
*自分で自分を認めなければ満たされない
*「パパ、かっこいいだろ」
と言えない仕事はやりたくない2 追い詰められると「スキル」がわかる
*企業買収ファンドでのサバイバル
*リカードの「比較優位理論」
*「得意ラベル」を自分で貼れば、
やがて得意になる
*圧倒的に「できない」と、
自分のスキルが生み出せる3 人生100年時代に必要な「ソフトスキル」を磨く
*可能性の断捨離をする
*ソフトスキルは「人間としてのスタイル」
で伸ばす
*会社のモチベーションと個人のモチベーション
*相手側と自分で「チーム」をつくる4 「ハブ」になってコミュニティをスケールする
*コミュニティに貢献する
*ハブになると情報と人脈が集まってくる
コラム2 理想主義者のための実用的な
TIPS2:人的資産をつくる「アウトプット勉強会」5 「企業を内側から変える」ということ
*「ハゲタカ」たちの青春
*トップダウンの社風を変える試み
*合理的な意思決定でフラットな環境をつくる6 セルフリーダーシップはプロセスである
*「自分の価値観」は育っているのか?
*MBAで意思決定の1000本ノックを受ける
*セルフリーダーシップとはプロセスである
*ティール組織とリーダーシップ
*リーダーシップとはスキルではない【第4章 自分のストーリーで生きていく
21世紀のキャリア形成について考える】
1 偶発的計画性を持つ
*アメリカ=世界ではない
*5年働いて1年休んでもいい
*「デカい案件」こそ、まとめてこなす
*人生に「段取り」はいらない2 人の役に立って
「パーソナルブランディング」をする
*アウトプット・ドリブンで
MBAを自分のモノにする
*人の役に立てれば世界でサバイブできる
*ビジネススクールは
「未来のリーダー」と出会う場所3 自分が行動することで社会が動く
*ブラストビートとの出会い
*僕はもう一度、気球をあげたい
*ビジネスパーソンの社会貢献
「二枚目の名刺」4 NPOとの「二足のわらじ」
が教えてくれたこと
*マインドシェアを点検する
*ビジョン経営をNPOで学ぶ
*履けるわらじは何足までか?5 自分のストーリーを生きる
*「2つ目の芸風」は必要なのか?
*「自分のストーリー」に正解はない
*大切な人に説明できる
「ストーリー」を持つ6 社会は無数の「自分ごと」の集まり
*なぜ、オックスフォードは
社会起業を掲げるのか
*自分ごととして
「手ごたえと実感がある活動」をする
*キャリアの終わりと、
もうひとつの「働く理由」終わりに
「ココナラ」の使命と野望引用:アマゾン
ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
好きなことしか本気になれない
ポイント3つ
先ほどの本の構成からわかるかもしれませんが、中身が非常に濃いです。
なので、私が先に本を読んでまとめておきました。
南さんはこの本で社会問題というビックテーマについて語るわけでも、とりあえず仕事を頑張れ的な精神論を書きたいわけでもないと言い切っています。人生は100年超だ AI に仕事を取られるなどと騒がれている中で
『どこに自分の居場所を見つけるのか』
『どこに就職して』
『どう働いて』
『どこに転職するか』
ということを一緒に考えてみようよ?って感じです。
この本を読むことで、正解のない世界を生きることの不安からオサラバできればと思っています!
この本で語られてる重要なことを3つにまとめてみました。
- ・人生100年時代をどう生きるか
- ・個人の力とは何か
- ・セルフリーダーシップで生きる
実際手に取って読んでみると分かると思いますが「先に言っている人は、どんどん先に行くんだな」と思う部分がたくさんあると思います。
①ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
人生100年時代をどう生きるか

ここ何年か、本やニュースなどで人生100年時代が到来してほぼ生きている間は永遠と働き続ける時代がやってくる、と言われていますよね。
この本も同じように人生100年時代をどう幸せに過ごすか、そのためにどうやって仕事キャリアを通していくかについて、南さんは語っています。
その答えですが
- 自分の好きなことを掛け合わせて
- 千人に一人の逸材となる
- 自分を形成していきましょう
ということです。
シンプルに一言で言っちゃいますが、人口が減って長く働く時代に突入します。そんな人生100年時代と言われてる中で、今の仕事を何年続けられますか?
今の仕事をあと15年続けてくださいと言われたら皆さんはどう思いますか?という問いかけから始まります。その後に南さんはこう言います。
『長く働く時代になるのであなたの好きなことじゃない仕事じゃないと絶対続かないよ』
この言葉で、以下のことを思い出した人も多いんじゃないかなと思います。
- ・ 良い大学に行って
- ・ 大企業に入り
- ・ クソ歯車をやりながら
- ・ ライスワークを続ける
と言った価値観を学生の頃から親に植え付けられてたんですね。
ここで言う通りにしてしまう人ってめちゃくちゃ多いと思います。親の言うこと聞くって大事な部分もありますけど、それって自分の好きなように、やりたいように人生生きてないですよね。
それと同時にですね、親の言いなりになって、もしうまくいかなかったら激しく後悔するなと思ったんです。であれば自分の道は全部自分で決めて結果はすべて受け入れると覚悟を決めたほうがよいです。
もし好きなことで生きていくには、あなたの好きなことを掛け合わせて千人に一人の逸材となる自分を形成しましょう、と南さんは言っています。そしてどんなストーリーにするか自分のことは自分で決めていいんだと。
正解のないこの人生100年時代に私たちは自分のストーリーで生きていくための指針を示してくれます、皆さんは好きなことをやれてますか??
②ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
個人の力とは何か

とりあえず好きな事で生きていこうと吠えただけでは、さすがに人生無理があります。本書では生き方を決めるうえで重要なことが3つあると、南さんは主張しています。
その3つとは
- ・ スキル
- ・ 自分の価値観を持つ
- ・ セルフリーダーシップ
になります。順に解説していきますね。
まずスキルですが、
- 千人のうちの1位になるスキルではなく
- 10人の中で一番のスキルとなるものを複数持つと
- 結果的に千人に一人の人材になれる
と南さんが語られてます。
これは様々な著名人が話していますが、千人の中で一番となる資格・スキルを持っていたとしても、移り変わりの激しい時代では
『それが一生の職になるわけではない』
というのが理由です。
ひとつのことだけをやり続けたけど、それがもし必要とされない時代がやって来たらすべてが水の泡になってしまいます。この資格を取っていれば一生食いっぱぐれないとか、現実を考えて手に職をつけようというのは、現実的にみえてまるで役に立たないと南さんは指摘しています。
実際にポケベルの製造は2019年9月末に終了しました。 MD も爆発的に流行りましたが、 iPod の登場で一瞬で粉砕されました。カメラのフィルムも大打撃を受けて、富士フィルムは化粧品業界に参入してます。そして今は弁護士という士業の代表である仕事ですら人工知能の弁護士が出てきて簡易的な裁判は AI が行っています。
まさにいろんなことに挑戦して、自分の強みや得意なことを見つけて複数のスキルを持つ時代へと変わりました。2つめの、自身の価値観を持つということです。
正解のないこの世界で、成功かはわからないが
『自分はこうするべきだ』
と意思決定ができる力が重要になってきます。
南さんは三十代半ばまでに4度のキャリアチェンジをしてきたと話しています。その中で確実にうまくいくという保証のあった身分はは実は一回もなくて、実際に失敗と言える経験をたくさんしたそうです。初めに就職したコンサル会社の同期と比べれば、稼ぐお金や肩書の待遇ではなどでは明らかに劣ってるだろうと言っています。
南さんの場合は、自分がやりたいことをやるべきだという考えで意思決定をしたことに全く後悔はないんだそうです。むしろ
- 自分で意思決定をしたので
- 自分が何を優先したいかという
- 価値観が研ぎ澄まされて
- 次の意思決定がスムーズにいった
とのことです。
そして、この生き方をしてきたので現在のキャリアには心から納得しているんだそうです。自分の意思に沿って生きてきたから、その人の人生には人に語れる自分のストーリーが生まれます。それらのストーリーは誰にも代え難いまさに自分の生き様そのもので、そんなストーリーのある人生こそ
『100年生きる時代の中で注目に値するのではないか』
と読書に投げかけています。こんな感じで生きようと価値観を与える以前に、そもそも論としてあなたのストーリーは何ですかと問いかけるようで非常に考えさせられますよね。皆さん自身のストーリー、ぜひ考えてみるきっかけにしてみてください。
③ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
セルフリーダーシップで生きる

何が正解なのかわからないという変化が激しい時代だからこそ、正解を知るのではなく、選んだ道自体を自分で正解にする力が必要になります。つまり
『セルフリーダーシップ』
が求められます。これについては3つのポイントで詳しく解説していくのですが、このセルフリーダーシップを養っていくためには
- インプット一辺倒ではなく
- アウトプットする機会を増やしていく
ことが有効です。
変化の激しい時代では正解を探すんじゃなくて、自分が決断した道を正解にしていく能力の方が求められます。南さんもみんなの得意を売り買いする「スキルマーケット」というコンセプトのココナラという名のサービスを始めました。正解かどうかは、開設当時からわかっていたわけでは無いです。試行錯誤して改善や修正を加えてココナラというサービスを正解にしてきました。そのためにも、意思決定を自分の価値観で下して積極的にアウトプットしてきたと言います。著名人もアウトプットの重要性を語られてますが
『人の役に立つ有益なことを積極的に行う』
と人や情報が集まってきて、自分の成長するスピードが速くなるとのことです。
ではどうやってインプットした内容をアウトプットしていけばいいのでしょうか。
インプットとアウトプットの具体的な手法については、以前私が記事を書いていますが、この記事ではマインドの部分を解説します。
- ・ 教えてモードを捨てる
- ・ 経験を惜しみなく披露する
- ・ しょぼい経験でも構わずにシェアする
この3つのマインドを徹底することでアウトプットを増やしていくんだ、と語られています。
1つ目の「教えてモードを捨てる」ですが
講演会や勉強会に出席すること自体は悪くないんだけれども、教えてちょうだいという姿勢が癖になってしまうのはちょっと危ないです。座学で習得するインプット手法には限界があるんです。インプットしたことは方法が間違っていたとしてもアウトプットしてみて実際に反応を得ることが大切です。
2つ目の「経験を惜しみなく披露する」ですが
知識はいくら提供しても無くなることはなく、逆に増えてきます。「サムネの作成が得意」「会計用語に強い」などぶっちゃけ専門性は問わないので、好きで得意なことがあったら積極的に人に伝えてみましょう。自分自身で理解してないと人に伝えられないので、人に伝えようとする意識がより理解を深めるきっかけになります。
3つ目の「しょぼい経験でも臆さずにシェアする」ですが
自分ができるようになってからやろう、そのためにはまず大量にインプットをしよう、というのは最悪だと南さんは指摘しています。「自分なんてまだまだであって、もっと得意な人がいくらでもいる」という謙遜は要りません。皆さんにとっては当たり前のことでも、経験したことない人から見れば皆さんの経験も価値あるものとなります。
皆さんもセルフリーダーシップを発揮して、堂々とアウトプットに取り組んでみてください。
ココナラ 得意を売って成功する基盤はもうできている
好きなことしか本気になれない
実際の本
正直、本を買う前の印象として
『ココナラの宣伝じゃねえの?』
と思っていましたが、そんなことはありませんでした。気になった方は実際の本を読むと、面白いですよ!
この本は「これから何を仕事にしていくべきか?」というお考えの方にとって、ぜひとも読んでおくべき本だと思います。
「好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術」
最後に
私はすでにプチ引退モードに突入しています。
とはいっても、別に豪遊しているわけではありません。好きなビジネスばかりをしています。
好きなことばかりして、それを突き詰めていき結果的にそれがお金になるという時代が、まもなくやってきます。
まだ皆さんも間に合うどころか、今から始めたら余裕で先駆者になれるはずなので、一緒に頑張っていきましょう!!!