
7つの習慣
~人格主義の回復~
スティーブン コヴィー様
ご紹介していきます by 新庄
【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。
今回は自己啓発本として、世界で3000万部以上も売れているキングの存在
「7つの習慣」
を紹介していきたいと思います。
ユタ州立大学商経学部終身教授であり、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人のひとりに選ばれたリーターシップ論の権威である著者が20年以上の歳月を費やし、数多くの成功者と大量の文献を研究して成功者の共通点をまとめた
あらゆる自己啓発書の原点
になります。
他の自己啓発でも見たことがあるぞ?と思われるかもしれませんが、実は他の自己啓発本がこの本を流用しているという、最も自己啓発で内容をパクられた本になります。また、汎用的に活用できるがゆえに全て実践しようとすると人生が何百年あっても足りないので、これだけは把握して実践してほしいという内容をポイントとしてまとめていきたいと思います。
では、いきましょう!
7つの習慣
この本の構成について

7つの習慣はこの先何百年も続く人生の成功哲学のような本です。よって小手先のテクが書いてあるわけではなく概念のような教えが多いです。だからこそ
「7つのテクニック」
などではなく
というタイトルになります。
この本を見ただけで「さあ明日成功するぞ」とはならないため、何度も咀嚼していく必要があります。なので3つに分かれた本の構成と7つの習慣をマトリクスで紹介していきます。
No | 本の構成 | 7つの習慣 |
1 | まずは自分が成功すること | ・第一の習慣 主体的であること ・第二の習慣 終わりを思い描くことから始める ・第三の習慣 最優先事項を優先する |
2 | 他人を巻き込み、周囲を成功させること | ・第四の習慣 Win-Winを考える ・第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される ・第六の習慣 シナジーを創り出す |
3 | さらに自分を磨くこと | ・第七の習慣 刃を研ぐ |
本の構成をNo1~3で分類しました。しかし3つとも全てできる超人など世界で一握りだし、私は全て実行して下さい、などとは言いません。もちろん私もできていませんからね。私の本ブログのコンセプトは「人生のイージー化」であり、実践できる自己啓発をおススメしていくスタンスであるため、この記事では構成No1の
まずは自分が成功すること
に特化して解説しようと思います。とりあえず自分が成功しよう。話はそれからだと思います。
7つの習慣
まずは自分が成功すること
3つの習慣
7つの習慣とはありますが、まずは自分が成功することが一番だと思います。自分が成功するために第一から第三の習慣があるので、3つとも詳しく解説していきます。その3つとは以下です。
- 主体的であること
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
まずはこの3つをしっかり腹落ちして実践しないと自分の信念が無く判断基準があいまいになり、周りに流されるイエスマンになってしまいますからね。自分の信念を確立させましょう!
①7つの習慣
主体的であること

7つの習慣である本書としての主体的とは、人生において自分の行動に主体性を持つことを指します。反意語としては反応的・外部要因や環境のせいにすることを指します。例えば
それに対して主体的である人は、全ての出来事は自分が選択した結果であり、周りに文句を言っても何も変わらないことを知っています。なので、この経験をバネにして「あの時こんな経験があったから今の自分があるんだ!」と自分を奮い立たせることができます。
同じように、何か嫌なことを言われたとしてもそれを引きずって1日を台無しに過ごすのか、さっさと気持ちを切り替えるのかは全て「自分次第」であると考えられるかで差が出ます。
自分の人生は自分で選択しコントロールすることが、第一の「習慣」になります。
②7つの習慣
終わりを思い描くことから始める

7つの習慣である本書としての終わりとは「人生の終わり」を指します。ちっぽけなプロジェクトやタスクの事を言っている訳では無いことに注意して下さい。
第一の習慣が自分で運転する車だとすれば、第二の習慣はどこに行くのかを決めて、その地図を書くという習慣になります。
しかしここで注意することは、月や週・日単位のタスクを細かく決めて完璧に実行することでは無いということです。何歳にどの会社に就職して何歳に結婚するかではなく
例えば、私の生き方は人生のイージー化であり、これを自己啓発で皆さんに一人でも多くの方に広めていきたいという考えに対して、自分の今やっていることが正しいかを考えろってことです。
③7つの習慣
最優先事項を優先する

7つの習慣におけるタスク優先度については、大きく分けて以下の4つに分類されます。
① 重要度:高 緊急度:高 |
③ 重要度:高 緊急度:低 |
② 重要度:低 緊急度:高 |
④ 重要度:低 緊急度:低 |
①は明日のテストや今月末の支払い
②はどうでもよいメール返信
③は自己投資や健康な食事
④は長時間のゲーム
このようにタスクが分類されます。ここでのポイントは、③の緊急度は低いけど重要度が高いことに、いかに自分の時間を割くことができるかがカギだと述べています。皆さんは①~④のどこに時間を割いているでしょうか?重要な仕事をこなしているように見えて、②や④ではないでしょうか?
③以外の事は、自分にリターンが返ってきません。
①は省力化
残りのリソースは③に充てる
これを常に意識して習慣としてください。ちなみに、このマトリクスは他の自己啓発書やインフルエンサーがよく紹介されている場面を見ますが、この「7つの習慣」が元ネタになります。
7つの習慣
実際の本
7つの習慣では、当然7つの習慣が説明されているのですが、私はまず自分が成功するための3つの習慣を徹底して読み込むことをおススメします。
概念のような話も多いため、各習慣ごとに独立した本も存在するくらいです。
このページとしては、原書と1~3までの習慣を独立させた本を紹介しておきます。
最後に
私はこの本を全て習慣で実行してほしいとは思いません。自分が成功したいだけ?それでもOKだと思います。
まず自分が成功できないと、他の方も幸福にはできませんからね。いますぐ7つの習慣を全てやれという方もたくさんいらっしゃいますが、何もないところから7つ目の習慣(さらに自分を磨く)を実行するために英会話教室に通うなど、本末転倒なことだと思います。
確実に第一の習慣~第三の習慣を実行してくださいね!