エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」 内容と解説

優秀な人ほどできない エッセンシャル思考 解説 自己啓発
本の名前:
エッセンシャル思考
~最小の時間で成果を最大にする~
著者:
グレッグ マキューン様

ご紹介していきます by 新庄

今回は自己啓発本として

「エッセンシャル思考」

を紹介していきたいと思います。 

 

 

エッセンシャル思考という名がついたこの本は、google・apple・facebook・twitter社のアドバイザーが書いた仕事術になります。エッセンシャルという単語自体は「本質主義」であるが、ここでいうエッセンシャルは仕事において「最小の時間で」「最大の結果を出す」ための考え方になります。この本ではさらに

 

・優秀な人ほどエッセンシャル思考ができない、その理由
・エッセンシャル思考を実行するための具体的な行動

 

まで踏み込んで解説しています。仕事や私生活においても、是非活用いただければと思います。では、いきましょう!

 

 

エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
エッセンシャル思考について

エッセンシャル思考という単語を冒頭から連発しているわけですが、エッセンシャルとはそもそも「本質・絶対」という意味です。エッセンシャル思考を謳うこの本では、仕事において「エネルギーを分散させずに集中して取り組め」と言っています。(翻訳なので微妙に異なるかもしれないが)要は

 

これだ!

 

と思うことに対して一点集中して取り組むことを言います。

こんなの当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、知っているだけで実践できない方が大多数を占めます。よって、このエッセンシャル思考ができるための具体的な技術を解説していきます。技術は後述するとして、まずは「エッセンシャル思考」「非エッセンシャル思考」の特徴を挙げていきます。

 

「非エッセンシャル思考」
・全てのことをこなすべき
・頼まれる事は全て大事
・全てをこなすためどうすれば良いか

「エッセンシャル思考」
・より少なく、より良く
・積極的に捨てる
・何を捨てるかを考える

 

エッセンシャル思考の特徴が冒頭から難しい言い回しなどを用いて表現されているのですが、めちゃくちゃ簡単に言うと

 

・捨てるのが巧い

 

ということです。周りの方はどんな感じでしょうか?恐らく非エッセンシャル思考で全部こなそうと頑張っている方だらけではないでしょうか。非エッセンシャル思考の方は「なぜこれをやるのか」「やらなくても良いこと」を考えない。しかし、エッセンシャル思考の方は以下のことを平気でやります。

・皆がやっている
→やらない
・去年やったからやる
→やらない
・重要でない
→やらない
・まずやる
→やらない、まず捨てる

もはやエッセンシャル思考の人間は捨てることで悩むこともしないし、何を捨てるかだけを真っ先に考えます。組織と個人で両者重要なことだけを実施して、さっさと帰ります。

これにより、「非エッセンシャル思考」「エッセンシャル思考」の差となって人生に現れることは

・非エッセンシャル思考
→無力感
・エッセンシャル思考
→充実感

になります。

 

皆さんはパレートの法則をご存じでしょうか?

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よくいうニッパチという奴ですね。頭ではわかっているんだけど、8割くらいの方は重要でないどうでもよい事柄に忙殺されてしまうんです。エッセンシャル思考は、端から重要な2割を見極めて実践できる生き方をしています。このエッセンシャル思考を実践できるためのテクを述べていくことになりますが、重要なことなので、前段として述べておきたいことがあります。それは

 

・優秀な人ほど非エッセンシャル思考に陥りやすい

 

ということです。

 

優秀な人ほどエッセンシャル思考でないの?おかしくない?と思われるかもしれませんが、著者は「成功のパラドックス」という単語で表現しています。

「成功のパラドックス」
→成功したからこそ、エッセンシャル思考から離れてしまう現象

優秀な人が非エッセンシャル思考に陥ってしまう例です。

・目標を設定して、実際に成功した

・社内外から仕事の依頼が殺到する

・優秀なのである程度できてしまう

・さらに仕事の依頼が殺到する

・優秀の地位を維持するため、引き受ける

・何でも屋に成り下がる

・評価や成果がいまいちになる

こんな人を見た方はいますか?どこの職場でもいると思います。基礎能力は高いんだけど、どうでも良いタスクに忙殺されて苦しむ優秀な人が。。こうなってしまわないよう、エッセンシャル思考のテクを実践してください。

 

 

エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
ポイント3つ

優秀な人ほどできなくなってしまうというエッセンシャル思考の大枠としては、以下の3つです。

 

 

  •  見極める技術
  •  捨てる技術
  •  仕組化の技術

 

 

世の中には様々なしがらみがあり、頭では分かっているけれども、重要でないクソ作業に忙殺されてしまいます。こうならないよう、自分の身をガードしつつ、より少ない労力でより良い成果を出して、充実した日々を過ごしてくださいね!

 

 

①エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
見極める技術

優秀な人ほど全部やろうとして潰れてしまうということは、皆さん大体わかっているはずです。エッセンシャル思考とは、考えたうえで色々なものを捨てる発想なんです。本書の重要なポイントに対して、一点集中して取り組むための技術になるので「何が重要で」「何に集中するか」を見極める環境を整えなければいけません。すごい簡単にいうと

 

「急所はどこか?」

 

を常に探れるようにしてください。じゃあ具体的に何をどうすればいいんだよ!ってことですが、人生として3つを実践どころか習慣化してください。

 

1)考える時間を作る

依頼されている仕事は本当に組織や個人として需要なのか?目的は?成果は?
これだけを考える時間を1時間に10分でも良いので、意識して取って下さい。メーラーの予定で、30分単位で打ち合わせを入れているようなクズに成り下がらないで下さい。

 

2)情報の遮断

世の中、PCやSNS等、ありとあらゆる情報が乱舞しています。これらに自分が重要かつ一点集中すべき情報は皆無です。考える時間は全てこれをシャットダウンしてください。たとえ周りからサボっていると思われたとしても。私はあえて空室の会議室をとって、情報を遮断する時間を確保しているほどです。それほどクソ情報を遮断することが重要なんです。これだけではありません。仕事中において

・声がでかいだけのクソ意見
・見栄だけのどうでも良い意見

というクソ情報も完全無視してください。

 

3)90点ルールの採用

これは組織にとっても個人にとっても重要で、それを点数化すると9割ほど重要なことであるかを採点してください、という意味です。この本について、他者レビューでは「まあ日本人だから80点が良いかな」という意見も聞こえますが、私は95点くらいにしています。70,80点くらいの重要度は完全無視してください。

こんな厳しいのかよ!と思うかもしれませんが、このくらい厳しくして自分をガードしておかないと「何でも屋」に成り下がります。

やらないよりやった方が良いだろうと言われても、私はやりません。そこら辺の派遣にぶん投げて良い要素が1つでもあれば、他者に平然とぶん投げて定時で帰ります。仕方なく自分が重要でない仕事をこなす羽目になったとしても、大幅に手を抜いてください。どうせ重要じゃないんだからどうでもいいです。

 

 

②エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
捨てる技術

「優秀な人ほどできません」と言わざるを得ないほど気を付けて実践すべきエッセンシャル思考なのですが、今まで何回か述べてきた絶対に欠かすことができない技術が「捨てる」という思考です。

捨てられないと、どんどん溜まるだけです。今すぐ捨てましょう。では捨てるために大人っぽくなのをすべきなのかを2点挙げます。

 

1)やることを超明確にする

 

・なぜ
・誰が
・いつ
・どこで
・何を
・どのように
・どこまで

行うかまで、超明確にして1日のタスクスケジュールを可視化し、それを仕事中は淡々と塗りつぶしてください。もはや仕事など書いた内容を消すくらいの勢いで良いです。なんでこんな面倒くさいことを実施するのかというと、次のことがやりたいためです。

 

2)巧く断る

 

捨てるとは断ることです。そして大人では巧く断ることが難しいからこそ、重要でないクソ仕事が自分でやるように正当化されます。この本はアメリカ人が書いていますが、アメリカでも日本でも同じです。クソ仕事の擦り付け合いで世の中が成り立っているので、自分がクソ仕事を押し付けられて埋もれているヒマはありません。

1)で超完全に自分のタスクを明確にして可視化することにより、余計な仕事を根本から排除してください。

「これよろしく」

に対して

「自分はこの時間でこれをここまでやる」
「だからできない」
「やらせるなら今のタスクを他に振れ」

と言い切って下さい。

それで上司や周りから嫌われるんでしょう。嫌われていいです、都合の良い何でも屋になって潰れる同僚を何人も見てきたはずです。自分がそうなったらおしまいです。ムカつくんだけどデキる奴になった方がマシです。

 

 

③エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
仕組化の技術

エッセンシャル思考を強化するための仕組化、というと難しいような気がしますが、実は簡単です。要は

 

「自分がエッセンシャル思考で成功している」

 

という雰囲気を周りに見せつけて、周りもエッセンシャル思考にさせることです。なぜ①②のようなことを自分で自発的に行うかというと、周りが非エッセンシャル思考だからです。なので、まずは自分がエッセンシャル思考を体現して、周りのクソ共に見せつけてください。一番良い方法が、②で紹介した通り

 

やることを超明確化する

 

という仕事の仕方を、自分が相手に依頼する時にも実行していれば良いだけです。皆さんも経験があると思いますが、計画書やWBSを作成するのは、実作業よりも大変です。だからこそ、依頼用のタスク自体に十分な時間を割いて作成し、依頼も超明確に期限と基準まで設けて依頼します。そうすると、相手もエッセンシャル思考になり、自分の影響化にすることができます。これが仕組化になります。

 

 

エッセンシャル思考とは?「優秀な人ほどできません」
実際の本

優秀な人ほどできないというエッセンシャル思考なわけだから、優秀な人向けの本で十分だと思います。別に文章だけで良いような気がしますが、なぜか漫画版も出ています。自己啓発のライト層向きのため、両方とも紹介しておきます。

 

私感が入りますが、ここは文章だけの本の方が良いかな。。

 

最後に

私は昔から性格が悪いので、勝手にエッセンシャル思考人間になっています。なので、まあ当然だよねという感じでこの本を読んでいました。

エッセンシャル思考になると敵が多くなりますが、生きること自体はすごい楽になりますので、何でも屋の方はぜひ実践をお勧めします。