結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」

解明済 変人が勝つ理由 ストーリーとしての競争戦略 解説 自己啓発
本の名前:
ストーリーとしての競争戦略
~優れた戦略の条件~
著者:
楠木 建 様

ご紹介していきます by 新庄

世の中変人ばかりが仕事で勝っているのはなぜでしょうか??その答えが本ページにあります。

【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。

今回は、自己啓発本として

 

「ストーリーとしての競争戦略」

 

を紹介していきたいと思います。 

 

 

結局は変人が仕事で勝っているという、何とも不思議な世の中ですよね。このおかしな人間界における仕組みを解明した本が「ストーリーとしての競争戦略」になります。今までは自己啓発が苦手な方に向けて易しく読める本を中心にご紹介してきましたが、今回は518ページと量が多いだけでなく質も高いガチ系の本を紹介します。本書は単なるハウツー本ではなくストーリーとして競争戦略を学んでいくために

 

 

  • ・ 大半の人は優れた戦略を知らない
  • ・ 優れた戦略とは何か?
  • ・ 変人が勝っている理由

 

 

という抽象度が高めな変人の戦略について、超深堀解説をしている良書になります。では、いきましょう!

 

 

結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
「優れた」戦略とは?

変人が結局仕事で勝っているとはいえ、何の戦略もなく「変人になれば良い」と言ったところで無理です。学生でも社会人でも成功するためには戦略が必要です。戦略という単語は難しいのですが、すごい簡単にいうと

・ゴールはどこで
・ゴールにたどり着くために
・いつまで
・誰が
・どこで
・どんな手段で

実行すべきかを考えることです。戦略が無いとやみくもに走り出すだけになるので、いつまでも結果が好転しないという状況に陥ります。だからこそ特定の目的を達成するためには「戦略」が必要なわけです。当たり前の話ですよね。

その当たり前の話が結構通じないような場面に出くわしたりしないでしょうか。戦略が無く生きているだけなので、タダの「変な奴」と化している連中が。。

 

本書は「ストーリーとしての競争戦略」と謳っている本なので、ただの戦略ではなく「優れた」戦略は何なのかについて解説しています。何を以て優れたことにするというかという定義は非常に難しいのですが、本書における優れた戦略の条件は以下であるとしています。

 

優れた戦略とは

ストーリーがある戦略を指す

思わず人に話したくなるような面白いストーリーがある

 

なんのこっちゃねん、と思われるかもしれませんが、この後解説するので問題ありません。要は

 

 

  •  戦略が面白い物語として一本で繋がれている

 

 

状態になっていれば、優れた戦略としてはOKってことになります。

 

 

結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
ポイント3つ

変人が仕事で勝つようにするためのコツとしては「面白い物語のような戦略になればOKなんですね」ってことです。それは何となく分かりました。その後に「じゃあどうすればできるんですか?」という部分を把握していただきます。

変人は世の中から文字通り「変な人」という扱いを受けて世の中で埋もれるものですが、変人すぎて大成する人もたくさんいます。恐らくこのページを辿った方は変人でしょうから(?)変人であることに対してコンプレックスを持たずに、変人でありながら結局は仕事で勝っているという方向に持っていくための戦略家になればいいんです。

変人の戦略というと抽象度が高すぎるので、実際の企業で見ていきましょう。自己啓発で毎度イジられる会社の「スターバックス」も、後半で登場します。

 

 

①結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
変であること

変人が周りから「変な人」と言われ続けても折れずに最終的に勝つためには、優れた戦略を立てることです。すなわち、面白い物語として一本で繋がれている戦略を立て実行することです。そして、戦略的に取るべきストーリーは

 

変であること(本では非合理とも呼ぶ)

 

です。変なポイントを意図的に盛り込んでいるからこそ面白くなります。すっごい砕けていうと

・これおかしくない?
・バカじゃないの?

という要素を意図的に盛り込めということです。つまり、部分的な情報だけ見ると非合理だけど、全体の流れからすれば合理が取れているからこそ、面白いストーリになります。本で上記のことに対して造語を用いて表現しています。それは

 

 

  •  「バカなる」バカじゃん
  •  →
  •   なるほど! という意味

 

 

ってことです。皆さんは世の中でぶっ飛んで成功している方(別名変人)のビジネスや発言など、注意深く観察したことはあるでしょうか?無いでしょうか?なぜこんな変な奴が成功するのか?こんな商品が売れるのか?元を辿ると、変人が最終的に勝つように「ストーリーとして競争に勝つ戦略」を綿密に計画したうえで

 

「バカなる」

 

の要素を入れているからです。なんでこんな変人が成功しているんだろうね、と思われた方もいるかもしれませんが、変人は意図的に戦略を立てて、見た目上はバカっぽくしているだけです。もし本当に何も考えずに変人が成功しているのであれば、彼は「天才」ということです。天才と関わっても理解できないと思いますので、彼の事はそっとしておけば良いと思います。我々は自己啓発の観点から「変人」が競争戦略をストーリーとして組み立てて、最終的にバカ・アホ・死ねなどと言われてもくじけずに仕事で勝っている姿を分析して、真似ることに注力すればいいんです。

 

 

②結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
大半の人が「変」を避けて失敗する

仕事上における競争に勝つためには、意図的に変人っぽいストーリーを立てて実行することになります、しかし、大抵の方は「バカなる」ができません。なぜなら「バカなる」は

・一見すると非合理
・全体から見ると合理

という状態だからです。普通にビジネスをすると

・一見しても合理
・全体からしても合理

という状態でないと、提案しても社内承認すら下りませんからね。提案以前に、会議で意見しても大抵は冷たくあしらわれると思います。

 

「一見して合理」
「全体からしても合理」

 

それの何がいけないのか、と思われるかもしれませんが、こんなビジネスは自社でやる必要もないし、世の中誰でもできるわけだから大した成果など上がりません。むしろ、正しい戦略を経て正しいビジネスをしているはずなのに、徒労する結果が生まれます。だからこそ本書では「ストーリーとしての競争戦略」というタイトルを付けたうえで「変人」という単語を連呼しながら

 

大半の方は優れた戦略をしていない

 

と言っている訳です。なので、戦略を立てて変なことを言っているという考えがストーリー立てられていないのであれば、社内や仲間内からも頭の中が「???」となって埋もれてしまうんです。

 

 

③結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
「変人」を貫いたスターバックス

「ストーリーとしての競争戦略」を実践している変人などいるのか?という話ですが、日本企業も含めてけっこう沢山あるんですよ。そこはさすがに経営のプロなので、意図的に変なストーリーを立てて会社の意思決定を実行して、結果が出ているという成功例はあります。もちろんバズって成功した会社もあれば失敗して潰れた会社もあります。大半は失敗しているので、何度も小出しにしていくしかないですね。

 

ビジネスの事例として、あらゆる方面でイジられるスターバックス社を紹介します。皆さんはスターバックスというコーヒー屋を知っていますか?もちろん知っていますよね。なぜビジネスの事例でイジられるか、というと

 

・バカだこいつら
・絶対失敗する

 

と世間から言われまくってきたからです。なぜバカで変人扱いをされていたかというと、スターバックスは効率的なフランチャイズではなく、非合理と言われている直営店形式の店舗経営をビジネスモデルとして掲げていたからです。

補足)フランチャイズは店舗経営者にブランドを貸し、店舗経営者に店の経営を任せマージンを取る手法。このビジネスが合理的だと言われていた。実際にセブンイレブンを代表として非常に流行った経営方式。しかし、スターバックスは直営店方式であるため、土地も店舗も人員も自前で用意する必要があり、失敗リスクが高いオワコンビジネスと言われていた。あえてこの方式を採用したからバカじゃねえの、と言われた訳です

しかし、スターバックスは自社ブランドとして

 

・サードプレイスを提供する

・お客様に安らげる場所を

 

というコンセプトを貫きたいからこそ、全て自前で用意しました。ビジネス参入時は散々バカにされていたけど、実際は成功した訳です。スターバックスは他の店より珈琲の値段が高いです。それでもお客さんはたくさん入ります。私は、もはやスターバックスは「成功したwework」くらいに思っています。一見するとリスクの高い非合理性満載ですが、長期視点で見ると合理している。すなわち

 

「バカなる」

 

のストーリーになります。だからバカで変人扱いをされたけど、結局は変人が勝つという展開に持ち込めたわけです。

 

 

結局は変人が仕事で勝つ。答えは「ストーリーとしての競争戦略」
実際の本

「ストーリーとしての競争戦略」の中で紹介されている多数の会社から、記事ではスターバックスを例に挙げました。日系の他の企業についても解説してあります。長い本ではありますが、興味が湧けばどんどん読み進めることができますので、戦略について今一度深く考えたい方におススメです。

 

「ストーリーとしての競争戦略」

 

  最後に

もはや普通に誰でもできる、普通のサービスなど売れません。にも拘わらず、既存のサービスに対してちまちま値下げするだけのチキンレースを日本社会が一丸となって取り組んでいます。

 

おかしいと思いませんか???

 

研修でしょうもないグループワークをやるよりも、この本を日本の会社員全員に読ませるべきだと思います。