「新しい経営学」 359ページ本を、すごい簡単に要約

新しい経営学 本 自己啓発 ビジネス ブログ
本の名前:
新しい経営学
著者:
三谷 宏治 様

ご紹介していきます by 新庄

【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。

今回は東京大学理学部物理学科卒業後、BCG・アクセンチュアで経営戦略コンサルタントとして活躍、MBA取得者である三谷宏治様の

 

「新しい経営学」

 

を紹介していきたいと思います。

 

 

「経営学の本」と聞くとどんな印象を持つでしょうか?

 

難しくて読みたくない、という印象だと思います。

 

私は会計システムの出身であるため会計・経営の本はよく読んでいましたが、経営学の本はマニアしか読まないような印象が持たれており、売り上げも良くないです。本を買っても読まない人が多いという印象すらあります。私は過去に

 

『すっごい易しく学べる会計本』

『プチMBAに通った感想』

 

があるので、そちらを確認いただいてからこの359ページもある本書の要約を見ると、けっこう簡単に読めると思います。

 

会社員であってもアルバイトやパートであっても経営学を学ぶことによって自社や他者の事業を俯瞰的に見ることができ、結果として提案力の向上などのスキルを手に入れられるのです。なので、誰が読んでも自己啓発力が高まります。特に

 

 

  • ・ 社内や職場の評価を上げたい
  • ・ 仕事で難しい話をしたい
  • ・ 幹部と対等に話してイキりたい

 

 

と思っている方は、絶対に活用すべき本であることは間違いなしです。内容を掻い摘んで解説していきます。では、いきましょう!

 

「新しい経営学」359ページ本をすごい簡単に要約 概要

新しい経営学 本 自己啓発 ビジネス ブログ

私は過去の記事にも『経営学・経営者目線の本』に関連する、有益な情報が得られる記事をあげてきました。

 

どれもベストセラー級の本を扱っています。

 

一通り流し読みいただくだけで何万円もする情報がタダで得られますのでかなりお得だと思います。これらの記事を吟味して私のような【中規模成功者】を効率よく目指しましょう。

 

「新しい経営学」の前に、そもそも「経営学」とは何ですか?

 

という疑問に応えます。経営学とは以下6分野を統合したものです。

 

『経営戦略』

『マーケティング』

『アカウンティング』

『ファイナンス』

『ヒト・組織』

『オペレーション』

 

はい、わかんないですね。

私がプチMBAに行ったときは、この6分野をさらに細かく区切った講座を何回も受けさせられました。皆さんはこの本で、経営学とはざっくりどんなイメージかを掴んでいただければと思います。

 

この記事を最後まで見ていただく頃には「経営学って何ですか?」について、おおよそ納得いただけると思います。

 

 

「新しい経営学」359ページ本をすごい簡単に要約 ポイント5つ

「新しい経営学」というからには新しいことが書いてあるんですが、経営本を初めて読む方にとっては、あまり経営学の新旧については考える必要が無いと思っています。最新事例を用いて分かりやすく経営を説明しているんですね、くらいの感覚で問題ないと思います。

 

先ほど、経営学は6つの分野を統合したものだと説明しましたが、経営学にはさらに2つに分かれます。

 

『企業の経営陣が考える全社レベル』

『プロダクトマネージャーが考える事業レベル』

 

の2つがあり、本書は後者を中心に書いています。

 

「何個も分類しやがって、面倒くさいな」と思った方はご安心を。皆さんが本を読む前に、私があらかじめ本書を読んでまとめておきました。

本書で語られてる重要なことを5つに要約しますね。

 

 

  • ・事業経営を知るにはビジネスモデルを理解する
  • ・事業経営のスタートはターゲットを明確にする
  • ・ターゲットが欲しいものを見極める
  • ・ケイパビリティの重要性を理解する
  • ・お金を回すには収益モデル

 

 

実際に本を読んでみると分かると思いますが「できるビジネスパーソンが持つ経営視点」について、イメージ湧いてくるはずです。

 

 

①新しい経営学
事業経営を知るにはビジネスモデルを理解する

新しい経営学 本 自己啓発 ビジネス ブログ

経営学そのものはちょっと学問に偏った視点なので、経営的な事業視点ではなくいわゆる「教科書」的な感じがしてしまいます。我々のような社会人にとって必要なのは、教科書的なものではなく仕事で役に立ち実践に活用できる考え方です。


では経営学において何を学べばいいのでしょうか。それはビジネスモデルです。著者はビジネスモデルを現実の単純化であると称しています。はい、難解ですね!


本書ではこのビジネスモデルを単純化したものとして次の4つに分けています。

 

 

  • ・ ターゲット
  • ・ バリュー
  • ・ ケイパビリティ
  • ・ 収益モデル

 

 

359ページもあるこの本ですが重要なのはこの4つの分類を理解していくことになる、と言い替えても良いです。4つの内容をざっと把握することにより今あげたビジネスモデルで考えるべきポイントが見えてくるはずです。

 

 

②新しい経営学
事業経営のスタートはターゲットを明確にする

「新しい経営学」の中で、経営を行っていくにあたって絶対に必要なビジネスモデル。その一発目としてビジネスモデルを支えるのが【ターゲット】です。


何をターゲットするかというとお客さんです、顧客なしでは利益を語る以前に取引にたどり着けませんからね。しかしこの本で言われているターゲットは「顧客」ではないんです。なぜなら

 

 

  •  ターゲットが複雑で多種多様だから

 

 

です。使用者と意思決定者が別であったり、意思決定者と支払者が別であったりと様々です。

例えば製薬企業でいえばターゲットは医師だけに見えます。でも違うんですよ。医師だけでなく行政の厚生労働省・健康保険組合・病院の薬事委員会・薬局・医薬品卸とたくさんのターゲットがあります。

 

このように「ターゲット=顧客だけである」ではビジネスが迷走します。ビジネスはどこに向かうかによって手段や資材・人材といったリソースが異なるからです。経営のスタートはターゲットを明確にし、組織全体がそこに迎えるようにしなければならないのです。

 

 

③新しい経営学
ターゲットが欲しいものを見極める

新しい経営学 本 自己啓発 ビジネス ブログ

狙うべき本当の【ターゲット】が決まったら、次は相手に何らかのプラス価値を提供することです。このターゲットに提供すべき価値のことをバリューと呼びます。ターゲットが消費者であれば「楽しい」「嬉しい」「感動する」などの価値を提供します、ニーズの裏返しと言ってもいいでしょう。

 

ここでいきなりですが質問です。

 

「壁に穴をあけるドリル」

 

このドリルを買う人が本当に欲しいものは何でしょう?

 

 

  •  ① 綺麗な穴が開けられる高性能なドリル
  •  ② 綺麗な穴そのもの

 

 

答えは②ですよね。別にドリルが欲しいのではなくドリルで開けた穴が欲しいわけですからね。①はニーズのことを指します。②はニーズの一段上の欲求のことを指し、これをウォンツと呼びます。

ニーズを知るにはウォンツも視野に入れなければならないのです。

このことから、ターゲットに高い価値を提供するにはニーズとウォンツを知ることから始まります。

 

 

④新しい経営学
ケイパビリティの重要性を理解する

今まで出てきた用語については、すらすら読めたと思います。しかし【ケイパビリティ】という単語は聞きなれないかと思います。

 

ケイパビリティとは、ターゲットを選定したあとに提供する価値を見極めたら後に「どう提供するか」という部分に相当します。ケイパビリティは

 

 

  • ・ 研究開発
  • ・ マーケティング
  • ・ 営業
  • ・ サービス
  • ・ 会計
  • ・ 財務
  • ・ 人
  • ・ 組織情報
  • ・ システム

 

 

など、たくさんの領域があります。

ケイパビリティ自体はとても広いため初めに構築するのはとても大変ですが、ここに力を入れることで他社との差別化が出来ます。

 

このケイパビリティがすごいのはイノベーションを興すことができる点です。Amazon・Google・Facebook などのネットビジネスが生まれたのは、テクノロジーとしてインターネットとの融合を構築したからです。つまり、既存のニーズに新しい技術を掛け合わせたことでイノベーションが生まれたんです。

 

 

⑤新しい経営学
お金を回すには収益モデル

経営においてターゲットに対して価値提供の仕方を構築する重要性は理解いただけたと思います。しかし忘れてはいけないものがもう一つあります、それがお金です。ビジネスは慈善事業ではありませんからね、高いサービスを提供していくにはお金も当然意識しておく必要があります。

経営をするにあたりお金をうまく回すには、収益モデルの基本を最低限押さえておく必要があります。収益モデルとは

 

 

  •  対価とコストが見合っているかを考える

 

 

ということです。

対価とコストが見合っているか?つまり、損益を判断する場合は

 

『損益=売上-費用』

 

という式が成り立ちます。

売上とは『販売単価×数量』で費用とは『固定費+変動費』のことです。これらを平面の図で可視化したものが損益分岐点のグラフで、費用を縦軸・売上を横軸とします。数学ではタテヨコの図と数字だけ出てきたかと思いますが、ビジネスでは売上線と費用線の差として損益を見ます。この売上線・費用線が一致する損益分岐点が損益0の点です。この点を境界にして売上の線が伸びれば利益が上がるという判断をします。

 

この売上線を伸ばしていくことが事業経営を成功させる鍵なんです。

 

 

「新しい経営学」359ページ本をすごい簡単に要約 実際の本

359ページもある内容の本「新しい経営学」をすっごい簡単に要約してみました。

 

今までの話で「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思われた方もいるかもしれません。このような方は、さっさと本書の演習をやっていただいて問題ありません。

 

ただし、本書は少し経営の知識をかじっておく必要があり、ボリュームも多いので、まずはこの記事をざっと眺めてから本をパラパラめくり新しい知見を取り入れながら演習をすることをおススメします。

 

「新しい経営学」

最後に

私も本書の演習を実施しましたが、最近の経営本は演習が多くなってきていますね。

 

本書ではスターバックスも含め、独自のビジネスモデルを持っている企業をお題にしてビジネスモデル図を描いていくことになります。

 

こういった演習を1社でもこなすと、経営層との会議で「こいつやるな!」と思わせることができます。