
時間革命
1秒もムダに生きるな
堀江 貴文 様
ご紹介していきます by 新庄
【自己啓発大好き人間のブログ】
管理人の新庄です。
今回は、詳細経歴を言うまでもない有名人、堀江貴文様の
「時間革命 1秒もムダに生きるな」
を紹介していきたいと思います。
「時間革命」と聞くと、どんな印象を持つでしょうか?
「てきぱきと仕事をして時間を節約してください」といった、易しい印象の本だと思われたかもしれませんね。本書では、金よりも時間の方が圧倒的に大事であり
『時間は人生そのもの』
『時間>>>>金』
だと言い切っています。
「時は金なり」ではありません。時間の方が金よりも圧倒的に大事なんです。だからこそ本書は時間革命という名がついています。時間を切売するしょうもない時間の使い方などやめろという考えについて、腹落ちできる本です。
我々は、クソどうでもよい事に時間を費やすクソ社畜人生に終止符を打つ必要があります。その勢いを後押ししてくれるのが本書です。
- ・ 時間を切売する人生をやめたい
- ・ だらだらした自分に革命を起こしたい
- ・ 時間に革命を起こすレベルの喝がほしい
と思っている方は、絶対に活用すべき本であることは間違いなしです。内容を掻い摘んで
解説していきます。では、いきましょう!
「時間革命 1秒もムダに生きるな」 過ぎた時間は取り戻せない 概要

私は過去の記事にも『成功者の新しい生き方や価値観』に関連する、有益な情報が得られる記事をあげてきました。
どれもベストセラー級の本を扱っています。
一通り流し読みいただくだけで、何万円もする情報がタダで得られますので、かなりお得だと思います。
結論を言うと
『時間を失うことは金を失うこととは訳が違う』
という考えが完全に納得できます。
時間は金と同じ価値じゃないんです、時間の方が重要なんです。金はなくなっても大したことはないが、一度過ぎ去った時間はもう二度と取り戻せないです。
この記事を最後まで見ていただく頃には「金より時間を大事にする生き方」について、納得いただけると思います。
「時間革命 1秒もムダに生きるな」 過ぎた時間は取り戻せない ポイント3つ
本書は適当に「時間革命」と名付けているわけではありません。時間術のノウハウが綺麗にスマートに書かれているわけでもありません。もっと心に訴えかける本です。
堀江さんは、世の中に対して、
『時間に革命を起こすくらい時間を大事にする』
『時間は人生そのものだ』
『貴重な時間を切り売りするのは今すぐやめる』
という考えを前面に出し、嫌われても良いから、もっと周りに吠えまくるべきだと主張しています。
我々は、時間という最も貴重な資源をどこに投じるのか。適切な投資先を判断し、その価値を最大化することに常に全力を注がなければならないんです。これに集中する生き方をすれば、周りから嫌われるかもしれません。それでも良いと思います。
皆さんが本を読む前に、私があらかじめ本書を読んでまとめておきました。この記事で「時間に革命を起こすレベルで時間を大事にするんだ」と、理解いただければ大丈夫です。
本書で語られてる重要なことを3つにまとめてみました。
- ・自分の時間を生きているか確認しよう
- ・将来を心配するという究極の無駄
- ・健康こそが最大の時間投資
実際に本を読んでみると分かると思いますが、「他人に無駄な時間を使っている。それって本来の自分ですか?」と思うことが多いはずです。
①自分の時間を生きているか確認しよう

「時間革命を起こす」「もう1秒も時間を無駄にするんじゃない」という読者を鼓舞するようなタイトルです。しかし、そもそも論として
『時間が革命を起こす対象であるほど、皆さんは時間を意識してますか?』
という、痛いところを突かれたような指摘が入ります。
時間には2種類あるんです。それは、
- ・ 自分のための時間
- ・ 他人のための時間
に分類されます。
自分の時間とは「好きな仕事」「趣味」「やりたいこと」「気の合う仲間との飲み会」などでしょう。一方で他人の時間とは「やらせれている仕事」「通勤」「したくもない電話やメール」「気を使わなければならない飲み会」といったところでしょう。
当然ですが、自分の時間が多ければ多いほど人生の質は高まります。逆に、他人の時間ばかりを過ごしている人が自分の人生で満足できることはまずありません。自分時間を増やし、他人時間を減らすことで、人生の質が良くなるんです。極めてシンプルですよね。だからこそ、
『他人のための時間で自分の人生が埋め尽くされてしまっているという現状に、まず気づこうではありませんか』
と言っています。
これすら気づいていない人が多いんだと、堀江さんが怒っているわけですよ。人のせいで時間を奪われてる状態にもっともっと我々は腹を立てるべきなんです。人生を削られているんですよ。
なので、無駄な飲み会とか会議とかもっとブチギレてください。
まずは日常から「これは自分時間なのか」「それとも他人時間なのか」と習慣的に自分の使い方を自問自答してみることを始めてみましょう。そうすれば、1日のほとんどが他人時間で埋め尽くされているという現実に驚愕するはずなんです。
まずは「自分が1日で何の時間を使っているのか」「どんなことを過ごしているのか」ということをしっかりと把握するために、自分の時間の棚卸をすべきだと主張しています。自分時間を増やすには、まず他人時間を削るべきです。
嫌われたくないとか、他人の期待を満たす行き方で自分の人生を捨てるのはもったいないです。恨みや嫉妬なども、他人のために時間を使っている行為です。過ぎたことや過去のことを考えて負の感情を再び自分の中で燃やしてしまうなんて、こんな無益なことはありませんよね。
頭の中の他人に、自分の自由時間を奪われていないのか?堀江さんの言葉では
- 他の人の時間を生きるということは
- 監獄に入っている状態じゃねえの?
ということです。
暇で他人のことばかり考えている時、時間資産をドブに捨て続けているに等しいんだと。
また、暇だと頭の中にろくでもない考えが湧いてきてそれがストレスを生み出したり、人を馬鹿な行動へと駆り立てるんだ。暇とは悪なのだ。と堀江さんは言うんですね。
他の人に時間を奪われてると思いきや、本当は自分自身で自分の時間を奪っているケースが多いんですよ。その原因とは一体何でしょう?それは、自分が悩んでいるからです。人生における最大の無駄。それは悩んでいるという問題です。特に、
『世間を意識して悩むという抽象的な悩み』
が最大の無駄なんですよ。
結局のところ、みんな自意識過剰すぎるということですね。みんな自分のことに精一杯で、あなたの行動が賢明かどうかなど、いちいち気にしてません。ぶっちゃけて言うと「誰もあなたの事なんて興味がありません」ということです。
私も「自分の事なんて誰も興味がない」という感じで生きているんですが、そうする結構楽ですね。プライドとかそんなものは、すべて取っ払ってしまえば良いと思います。
そうすることで、ようやく「起業がしたい」「会社を辞めたい」いう本音が出てくるんですよ。こうした思いを持っているということは揺るぎない事実であって、全てはそこを出発点にして考えるべきだと、堀江さんは言うんですね。
②将来を心配するという究極の無駄

時間に革命を起こすべきという考えについて。先ほどはやけに熱っぽく語ってしまい、すみませんでした。でも、同じ論調で続けます、本書もこんな感じです。
将来を心配するというのは、究極の無駄です。
我々は「悩んでも無駄だとわかっているのに、くよくよと未来のことで悩んでしまう」という経験を何度もしています。そんな人に言い放っているのが、
「今を必死に生きよ」
「目の前のことだけに熱中せよ」
という主張です。死への恐怖も悩み事も、自分の時間を楽しい時間で埋め尽くして夢中で今を生きていれば、なくなるんですよ。頭の中を思考で埋め尽くせば、悩みなどなくなるんです。今目の前に集中することが全てなんです。
だから長期目標なんて意味がないんだと、堀江さんは言うんですね。(もちろん目標は必要ですよ、その目標で悩むのを辞めろってことです)
好奇心の赴くままにやりたいことをやる子供のようであれと。子供を見習えと。誰だって昔はそうして目の前のことにハマって遊んでいたのに、大人になると「長期目標」だの「努力に意味はあるか」だの、そんな風に考えても答えのない意味のないことで時間を無駄にする人が多いんです。
そして頭で考えれば考えるほど、我々はどんどん
『時間貧乏』
になります。
それもこれも、根本的な原因は「暇で他人の事ばかり考えている」からです。
- 自分が最終的に
- どうなりたいか分かりません
- などと言う悩みがマジでくだらない
そんなことを、そもそも考える必要がないんだと。
長期目標を掲げて用意周到である自分によって、格好つけているだけだということです。結局それが、今やるべきことの先延ばしであることに本人は気づいていないんですね。意味があるのは、真っ先に動ける短期目標です。行動にさらなるドライブをかけてハマれる状態を作ってくれる短期目標に、まずは意味があるんです。
長期目標でひたすら悩み続け、何かを始めるにあたって準備という行為も入りません。将来に向けて勉強しておいた方がいいことなんてありません。何を学ぶべきかなんてことは、その時になってみないとわからないからです。そもそも、人というのは必要に迫られないと本気でやりませんから。準備段階で何かを学習するということはコスパが悪すぎるんです。
綿密な計画で悩み続けるのではなく、
- ・ やりたいことを見つける努力をして
- ・ やりたいことが見つかれば
- ・ 知識をその時にインプットする
ということで、いいじゃないですか。
時間を無駄にしないための大原則は、考えても意味のないことは考えないことです。
現時点で「やりたいと思えるか」「欲しいと思えるか」を優先して、その日の行動の基準を定めるべきです。面白いことは全てやってみて、
『なるほどこんな感じなのかと全体像をざっくりと掴んでから』
選択と集中によって、やることを決めればそれで十分なんですね。
③健康こそが最大の時間投資

時間に革命を起こすためには「他人の時間を生きるな」「どうでも良いことで悩むな」ということを強く意識して、毎日を過ごさなければならないと、話しました。
しかし、時間を有効に使うために、睡眠は削るなと忠告しています。自分の時間を捻出するのと、睡眠時間を削るのは別物なんですよね。
睡眠の具体的なテクについては、別の記事に預けます。
絶対に覚えておいて欲しいのは
『睡眠こそ最大の時間投資である』
という事実なんですね。
すごい簡単に言うと、寝ないと翌日のパフォーマンスが下がるからです。我々が寝ている時に、脳脊髄液というの脳を洗う液が分泌されて、アミロイドベータ蛋白質という老廃物を洗い流してくれているからです。睡眠中に寝脳のゴミを取り除いているからクリアな脳を保てるんですよ。
このように、睡眠不足っていうのは脳によくないんですよ。ゴミがいつまでたっても取り除かれない状態ですからね。
皆さんが忙しいのは分かります。
でも、勉強するにしろ仕事をするにしろ「睡眠時間を削って勉強するのだけはやめてください」と堀江さんは言ってるんですね。時間がない時間がないと言っている人ほど、1時間長く起きてそのぶん頑張ろうとするんですが、そんなことをするぐらいならば「1時間早く寝てしまって翌日にその倍のスピードで終わらせた方が時間は増える」んです。本当にちゃんと寝てくださいと。これだけでございますよ。
しっかりと睡眠時間を取って、そしてクリアで頭で効率よく仕事をしたほうが、長期的に見ればコスパが良いということに我々は気づくべきなんですね。
「時間革命 1秒もムダに生きるな」 過ぎた時間は取り戻せない 実際の本
繰り返しになりますが、この本は「キレイな時間術テク」ではありません。時間術テクは出来ている前提で話をしている本です。
時間術のテクは、別記事を参照いただければと思います。
「時間革命 1秒もムダに生きるな」
最後に
いかに我々が、他人の時間を過ごして無駄にしているのかを痛感させられる本です。
いいんだって、周りに嫌われても。
他人に時間を取られて人生削るのはおかしいです。